目からウロコの勉強法。文字を書かない!

ネット世代の医師国家試験の勉強法、体験談。

文字を書かない。

東京医科歯科大学の方で、地頭がいいのでしょう。今は研修医として働いているようです。

 

僕がやった勉強法の概要が分かりやすいように、特徴を箇条書きにしてみようと思います。

1.国試勉強中に1度も文字を書かない

2.使う教材は、「QBオンライン」のみ

3.主なコンセプトは「問題を解いて、Wordでノートを作って、後はひたすら読む。復習命」

(ネット世代の医師国家試験の勉強法 “僕が一度も文字を書かずに国試に受かった方法”/次郎作ブログ by 布施田泰之)

 

試験は2月6日、8か月前の6月6日から国試勉強を開始されています。まずは2日間、効率のよい勉強法を計画。1ヶ月半の卒業試験を終え、授業も実習も何もない国試直前の2か月間に、日本2周くらいの旅をして、見事に医師国家試験に合格されています。

5回くらいノートの復習をした、とのことです。文字を書かなくても、ひたすら読んで、復習して、暗記できる方なのでしょう。

 

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でも、すごいです・・・ネット世代。

オンラインの過去問を解いて、知らない知識が解説されていたら、ドラック&ペーストして、Wordにノートを作製。

(最初は手書きのノートを作製していて、「書き込みやノートの共有」を提案していますが、みんなに無視されたとのことです)

効率良く勉強して、興味あることに時間を使っています。

勉強するのに、本やノートや筆記用具なんて使わないのですね。スマホタブレットがあれば、いつでも、どこでも、スキマ時間で繰り返し復習できます。実にスマート。特別な方なのか、こういう人が増えてくるのか。文字を書かない勉強法とは、本当にびっくりしました。

 

いくつか僕が考えているノートの意味とか作り方で大事なところをあげておきます。

 

まず、ノートを作る目的は「書くことで覚える」以上に「ノートを見返して復習する」こと。

そのためには、「多少効率が悪かろうと丁寧にノートを作るべき」です。

特に「文字だけのノートは愚の骨頂」。なぜなら復習のことを考えていないから。

人がものを覚える時に大事になるのは、

「強調」「階層構造」「グループ化」「関連付け」「図」「個人的感想」「ちょっとした豆知識」などなど。

一目見るだけで復習が完了するようなノートを作り、時間をかけず何回も復習できるようにしておくこと。

 

「ノートを見返して復習すること」です。見ることで記憶されていますが、覚える時には文字だけではダメなようです。

そして、丁寧に作り、復習すること。丁寧に作ることで力尽きてはダメです。

人それぞれの勉強法ですが、目からウロコの勉強法でした。