【親の終活】生前整理をしない親、遺品整理に苦労しそうです。

親の終活。家族で集まる時期になると、話題にのぼります。

生前整理、大変です。

 

歳をとると、考えることが更に面倒くさくなるのだと思います。 要る・要らないの判断も大変。勝手に処分してはいけないと思い、一緒に確認しようとしても「後でゆっくりやるからいい」と怒られます。 

 

戦後の物が少ない時代に育った世代。使えるモノはとっておくという気持ちが強く、家にモノが溜まります。モノを捨てません。デフレの頃に購入したものを「今はこの値段では買えない」とうれしそうに自慢することもあります。

なんでも「もったいない」「まだ使える」。使わなくても、使えそうなら、捨てません。

お得感のある買物が好きです。「安いから」という理由で買ってきます。

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親の友人が施設に入り、一緒に会いに行ったことがあります。個室に持ち込める荷物は、ほんの少し。子供が遠方なので、家はそのまま放置、とのこと。締め切った家の中を想像すると、恐ろしいです。

 

今のところ元気に自宅で過ごしていますが、いつ何があってもおかしくありません。

生前整理をしてほしい、とは思います。

でも、残された時間を片付けのストレスにさらすのも申し訳ない。

 

床に散らかった紙類。滑って骨折したら大変だな、と思って言ってみますが、聞く耳を持ちません。勝手に動かすと「分からなくなった」と怒られます。転ばないように願うだけです。

 

生前整理とは、あなたが亡くなった後、残されたご家族が遺品整理に苦労しなくていいように、生きているうちに身の回りのものを整理すること

(遺品安心ナビ)


親が自分から希望してくれれば、いいと思います。でも、そうではない場合「残されたご家族が遺品整理に苦労しなくていいように」という理由では、なかなか難しいと思います。苦労するのは、親ではありません。残したモノを使ってくれる、と思っていそうです。

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 遺品整理に苦労する。目に見えてますが、やりたくないなら、仕方がないです。簡単には変わりません。

 

元気に毎日を過ごし、親が幸せなら、ありがたいことです。骨折をして、それが引き金になり、寿命を迎えても、それが運命 。

生前整理をすすめて、お互いに嫌な思いをするよりも、今を楽しく過ごします。生きている間に楽しい時間を過ごして思い出を作り、私達が後悔しないようにしたいと思います。

 

親の遺品整理が必要になったら、時間とお金をかけられるように、自分の準備をしておきます。自分のモノは生前整理しておきます。親の部屋を思い浮かべると、自分のモノは捨てられます。