敬老の日に思うこと。父は健康で長生きです。
明日は、敬老の日です。
父は戦前生まれの80代。
病院に定期的に通院することはなく、介護保険も利用していません。健康寿命は71歳ですから、元気です。
公園を散歩したり、腹八分目だったり、趣味を楽しんだり。自分なりの健康管理をしています。
携帯は持たず、固定電話のみ。連絡がつかないので、約束時間の変更はありません。
テレビや新聞や本で情報収集。車にナビはなく、遠出する時は、地図を見て予習して、運転して出かけて行きます。
食材の産地にはこだわらず、中国産などで安くても、気にしません。賞味期限が切れていても、自分が大丈夫と判断すれば、食べています。
頑固だな、と思っていました。人に合わせることをあまりしないので、集団行動を好みません。歳をとったら、孤独な老人になるんじゃないか、どうなっちゃうのかな、と心配してました。
でも、大丈夫。人生を楽しんでいます。自分の価値観がしっかりしています。他人は他人、自分は自分。
自分の好きな時間に、好きなことをしています。あまり約束はせずに、天気を見ながら、ひとりで出かけて楽しんできます。
長生きなのは結果論であって、同じようにやったら長生きするというわけではありません。でも、他人に振り回されないことがストレス軽減になり、長生きにつながっているように思います。
健康で長生きの秘訣は色々あると思います。他人に振り回されない、そのために、ひとりで楽しめる、というのは大事なのではないかと思います。
ミニマリストっぽく、なくてもいいもの【キッチン編】
キッチンで、なくても大丈夫だったモノ。
[炊飯器]
鍋で炊いています。中火で加熱して、沸騰したら、極弱火で10分。慣れてしまえば、簡単です。予約炊きはできませんが、夕食のみなので問題ないです。ご飯は多めに炊いて、冷凍しているので、毎日ではありません。
[三角コーナー、洗い桶]
生ゴミは料理しながら、ビニール袋へ入れています。最後に排水ポケットのゴミを処理。
洗い桶はなくても問題なし。
シンクがジメジメしなくて、快適です。
[やかん、ポット]
お湯が必要な時に鍋で沸かします。そういえば、急須に入れて緑茶を飲まなくなりました。お湯はコーヒー、紅茶を飲む時位です。
[オイルポット]
使う頻度が低いので、保存は不安です。基本は揚げ焼きで、油は少量しか使いません。
[キッチンマット]
毎日、床を拭いているので、不用です。
なくても大丈夫なものが結構あります。料理がシンプルで、特別な道具が必要ないからかもしれません。
水切りカゴは試してません。使っています。
お弁当の便利グッズは結構あります。ウインナーをかざり切りするもの、小さなハサミ、仕切りケース、ピック、お弁当箱、水筒など。
これは、使っているので良しとします。
100均グッズの多いものは、苦手意識があることです。
捨てて、後悔したものは。
手放して、後悔したモノ。
子供のことでは、しまったと思うことがありました。
汚れてもいい服とか、要らないタオルとか。傘が2本では足りないこともありましたし、急に文房具が必要になったこともありました。
でも、なんとかなりました。
困っても、コンビニや24時間スーパーがあるし、近所に知り合いがいるし、どうにかなります。
自分のことでは何もありません。本も書類も、服も靴も、何一つ後悔するモノはありません。服を着ようと思って、探してみたらないということはありました。でも、なんとかなります。
思い出のモノも意外と大丈夫でした。書類をたくさんスキャンしたつもりですが、全く見ません。今後も見ないような気がします。ムダな手間でした。
「今後、使うかもしれない」は「今後も使わないかもしれない」です。
1年間使ってないモノは、手放しても大丈夫です。
手放す判断をして、可能な限り最善の選択をした、と自分を信じて、後悔しない練習。人生をより良く生きるために選択していきます。
私の目指すミニマリスト。
ミニマリストのお部屋の写真はインパクトがあります。一人暮らしはもちろん、夫婦や子供のいる方も。私はそんな部屋にはなれませんが・・・気持ちはミニマリストを目指しています。
ミニマリストは物欲がなくなり、消費が減って経済が滞るとの意見もあります。
でも、ミニマリストで、お金を使うところには使っている方が結構いらっしゃいます。
少数精鋭でお気に入りの服や靴を買ったり、ワンルームでルンバを使っていたり、浴室やエアコンのクリーニングをプロに依頼したり、オーガニックやOisixなどのちょっと高価な食材を利用していたり。
また、体験や旅行、たまには外食など、関心のあることにはお金を使っている方もいます。
取捨選択を繰り返して、決断を早くする。節約するだけでなく、無駄を省いて、モノに振り回されない生き方。自分の興味のあることには、時間とお金を使っていきたいです。
ガラーンとした部屋ではなくても、自分にとって本当に必要なものを見極められるようになりたいと思います。
土井善晴さんの「一汁一菜」のすすめ。
「おかずのクッキング」で読みました。
料理研究家の土井善晴さん。TVで見ると、とても優しい口調で、分かりやすいです。
「家庭料理は、いつも美味しい必要はないんです」
「だいたい何が失敗なのか。料理に失敗はないんです」
「料理は一汁一菜でいいんです」
「義務感を持たず、強制されずにお料理をすることが純粋な心です。そこにお料理を作る楽しみが生まれます」
主役のごはん、汁とは味噌汁、菜とは漬物。少し余裕があれば、シンプルな主菜をひとつ。
「削りがつおの味噌汁」は、味噌と削りがつおだけ。簡単です。
トーストにも味噌汁を合わせています。
だし汁を使わなくてもOK。食材をまず油で炒めるか、煮干しを一緒に煮込めばいい、と。
料理研究家の方からの優しいメッセージ。
ありがたいです。がんばりすぎなくていいよ、と応援してくれているように感じます。
頑張れ、頑張れと失敗しないようにお手本を示すメッセージが多い中、いつも美味しい必要はない、なんてTVに出るような方が言って下さるとは。
品数が多くて、彩り豊かな食生活があふれています。雑誌でも、SNSでも、写真映えする食事。それが普通で、家族への愛情表現のよう。作って、食べて、片付けて・・・どんどん楽しくなくなります。
義務感ではなく、楽しんでやっていきたいです。
食生活もシンプルに考えていきます。基本はシンプルに、たまには豪華に。
情報も栄養も過多にならないように、選んでいきたいと思います。
ミニマリストの始め方。
ミニマリストではない私が言うのもなんですが・・・目指していても、なかなか捨て始められない方
お気に入りのブログを探しましょう!!
毎日、毎日、手を替え品を替え、繰り返しその思考に触れていると、ある日、行動できるかもしれません。
私は、ミニマリストのブログを読み始めて、1年以上経ってから、やっと手放しはじめました。
それでも行動しないなら、自分にとって必要なことではないと思って、捨てることにこだわらない方がいいかもしれません。
私の場合は、「筆子ジャーナル」。今も読んでいます。過去は一日ニ回更新されていました。
毎日読んでいると、だんだん思考回路が変わりました。
捨てる系の片付け本。話題になったのは、大体読んでいます。
2000年に、辰巳渚さんの『「捨てる!」技術』が出版。それから、阿部絢子さん、飯田久恵さん、金子由紀子さん。断捨離のやましたひでこさん、ときめきの近藤麻理恵さん、捨て変態のゆるりまいさん。
読むだけで、なかなか行動できませんでした。本を読んで、行動できる方は、さっさと捨て始めていると思います。こんまり流の片付け祭りで一気にできる方、うらやましいです。
「ミニマリスト」は、2015年の新語・流行語大賞ノミネート語です。ミニマリストの本やブログを読み漁りました。
ミニマリストになる方法は、ただ一つ。減らすだけです。理由や動機や方法はなんでもいいのです。減らすことを積み重ねていけば、いつかはなれます。
片付け祭りで一気にやっても、一日◯個と決めて時間をかけてやっても、大丈夫。正しいやり方なんてありません。効率が良くても悪くても、減らすのみです。
そして、自分でミニマリスト、と思ったら、ミニマリストです。
最初の一歩を踏み出して、続けていきましょう。
ミニマリストの考え方を見習いたいです。
ミニマリストのお部屋、すごいなー、と思います。モノが少ないです。写真映えします。
私はとてもミニマリストとは言えません。
自分では、結構モノを手放したつもりですが、まだまだ。とても極められません。
モノを手放し始めた頃は、他人の捨てた体験談をみて、あれもこれも不要なんだ、と刺激されていました。ミニマリストの持ち物を調べてみたり、真似してみようと思ったり。
ミニマリストのお部屋や持ち物の写真はインパクトがありますが、それよりも考え方に触れるのが好きです。
不要なモノだけでなく、迷いも手放しているように感じます。潔い。持ち物の要不要の判断を繰り返した方々だけがたどり着ける世界。とりあえず、をやめなければ、極められません。
まあいいかな、と後回しにせず、きちんと判断するのは面倒なこと。それを繰り返していくのは、大変なことです。
モノを手放すだけでなく、考え方を見習っていきたいです。